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dailyclubselect’s diary

音楽、文学、写真のLIVEレポート

BISHが持つ声ともたない楽器。 in the end の向こう側 アイナ・ジ・エンド

電車の中でメイクすると怒る人っているじゃないですか。でも、社会人になりたてのOLとかってメイクしないと怒られるみたいじゃないですか

女子力がどうだって言われて、

くそ忙しいのに。

 

最近のバンドやアイドルの声も、化粧をするようになったのは、有名な話で。

オートチューンで整えたりエフェクトをかけて、倍音をきかせたりするのなんて何にも珍しくない。  むしろかけなきゃ音楽的社会性がないくらい 言われてしまいそうだ。

 つまり、こえを加工することは、当たり前のことになっていて、むしろそうしないと加工された声になれたこちらとしては、少し物足りないくらい。

 

そうなってくると、加工のない声がある種の反社会性を帯びてくる。

 

そして、その反社会的な声をかき鳴らしてる人たちの中には、加工されてないんだけど

そうされるよりかっこいいんじゃないかって声の人たちがいる。

 

1人はグリムスパンキーの松尾レミ

彼女の声は打ちおろすハンマーだ。

 

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一度聞いたら耳から離れないしわがれた強い声

透き通るような声なんて、おとといきやがれった気分になる。  歪ませたギターの音とももちろん相性がいい。  性質は似ているんじゃないか。

 

もう1人は BISHのアイナ•ジ・エンドだ。

 

BISHの歌はドブ川から星をみつめる歌だ。

ならそのこえは音程の安定したハイトーンボイスなわけないじやないか

 

彼女の掠れた賢明な声は何度聞いても琴線を揺さぶる。  BISH最大の武器は彼女の声なんじゃないだろうか。

サビに効果的に配置された彼女の声と
泣きのサウンドは

ビッシュを、ただのアイドルから
ギターを持たないパンクバンドに生まれ変わらせる。

 

その魅力はBISHの代表曲 星が瞬く夜に のサビを聞いてもらえばよくわかる。

 

www.youtube.com

 

行かなくちゃ 化け物だって気ににするな。

言わないで 化け物だって気にすんだ。

 

どこまでも行けるという強気と

実は弱いまま戦っているんだという繊細さの合間に

BISHの歌は存在している。

 

そんな中 こんなニュースが

 

natalie.mu

 

元々の声というよりは、歌い方に癖があったのか。。。。

どうか大事にして欲しい。 

手術して復活したボーカリストも多いから。

しっかり休んで復活を期待しています。

本当に。

 

活動休止前の12月1日のフリーライブ<In the end>は見逃せない。

 

 

KiLLER BiSH

KiLLER BiSH

 

 

 

 

 

 

 

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