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dailyclubselect’s diary

音楽、文学、写真のLIVEレポート

ゴジラ -1.0(ゴジラマイナスワン)の好きなとこ、どうしてもいやなとこ。

ゴジラ−1.0 CG、VFXが素晴らしい。白組、ARTONE FILM、さらにスクエニまでが加わってる凄みを感じた。真夜中じゃなくて昼間にいる「ゴジラ」をスクリーンで観れた。 一方、脚本は少しあざとさを感じてしまった。分かりやや伏線を作るために流石にそれは。。と思うような展開が多く、そしてその脚本を成立するさせるくらいの演技力がはおれにはわからなかったな。。ただ、気になるところは多数あるけど構成としては見るべきものがあったのかもと思う。 1番気になったのは反戦的な要素がこれだけあるにも関わらず、実際は好戦的というか大きな大義や美談のために喜んで個を犠牲にしていくことが美しいとされるように感じた事だ。ここに男の小さなプライド、自意識が絡みつくと簡単に小さな後悔を持つ人がカタルシスを得られるような戦争讃歌が生まれる。それがすごく嫌だった。ただリバイバルされ使われた伊福部昭さんの楽曲も素晴らしかったし、これからの邦画の可能性みたいなものも感じたのも本当なのでなんとも言えない気持ち。

https://godzilla-movie2023.toho.co.jp

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