ヤバいTシャツ屋さん 集まれ! リズムとシャウト!
なんでTシャツじゃなきゃだめなんですか?
タンクトップじゃだめなんですか?
と蓮舫代表も言っていたんだと思う。
そしてきっと続けて
サビにメロディがどうして必要なんですか!
リズムとシャウトでいいじゃないですか!
と
ヤバイTシャツ屋さん - 「あつまれ!パーティーピーポー」Music Video[メジャー版]
いやーそれだけで成立するし楽しいよね。
それを証明してくれた一曲 大好き。
元ネタはLMFAOの「Shots」
http://natalie.mu/music/pp/yabat/page/2
とても楽しい曲で好きです。
ヤバいTシャツ屋さんは
大阪芸術大学で結成されたスリーピースバンド
2015年の出れんの??サマソニ??で特別賞を受賞したことによって一躍注目を浴びる
公式のプロフィール全然違う笑
http://yabaitshirtsyasan.com/profile/
フジロックのrookie's a go goへの参加で注目を集めたSuchmos もそうだけどフェス主体の新人発掘って最近目覚ましい活躍見せてますよね。
素晴らしい。 SNSの、発達により選考過程も可視化されて初期から全国的に耳の早いファンが作ってとても良いことだと思う。
パンク、メロコアの流れをしっかり受け継ぎながらエレクトロの要素としっかり咀嚼して
無理に世界全体のことを歌うんじゃなくて
自分たちの身近な目の前のことをネタにしながら
歌詞にする。
楽しいバンドだな ヤバいTシャツ屋さん
Liveいかないと。
アリシア・キーズの『here』が今年度最高アルバムなんじゃないかと思うことについて Alicia keys here
特にアリシア・キーズに思入れがあったわけではなかった。
けれど
M1 the beginning から M2 the gospel の流れは
荒野に協会が立ち上がっていくようで鳥肌がたった。 言葉が、リズムを巻き上げて教会になっていく。
タッチの強いピアノにシンプルなビート
大地から湧き上がるような力強くセクシーでありながら 説得力のあるボーカルが胸に響く。
MTV アンプラグドを復活させたアリシア・キーズの四年ぶりのアルバムは本当に素晴らしかった。
母親になったアリシアの文字通りの肉声が伝わってくるようだ
愛が社会と彼女を強く結んでいる。
彼女の映画のクライマックスを思わせるようなボーカルの力はもちろん変わらないが
音数はぐっと少なくシンプルになっている
シンプルなリズムやアコースティックギターに
縁取られた彼女の声は よりメッセージを伝えるのにふさわしく、同時に親しみやすく感じる。
M16 holy war で
私たちは自分を閉じ込めて
私たちは互いを嫌い、恐れて 壁をつくってしまうことはあるけれど
少しずつオープンになれば
私たちはおたがいを癒して、埋めあえるんだと歌う。
私たちは誰かを愛すべきなんだ
お互いをもう少しケアすることができるのだと
これはついに大統領になってしまった民主党の大統領のアメリカとメキシコの間に移民排斥のための壁を作ると公約していることや、Brexitのような世界中にひろがる孤立主義の影響が明らかに、色濃く映っている。
彼女は
政治的なメッセージを歌うアーティストに影響を受けてきたのに 若いころは政治について語るのを恐れていたという
それが今作では正面から向き合う。それを可能にしたのもシンプルに経験だという。
その短い言葉には 出産、アーティストとしてのキャリア、人間、音楽家としての成熟その全てがつまっている。
そしてその経験がこのアルバムを過去最高のもににしている。
アリシアは社会と、時代と向かいあう。
でも社会を恐れない。
何故なら
その手は子供や家族とつながれていて その背後にはプリンスもマービンゲイもボブマーリーもいるから。
5年後の自分へ
はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
はっきり言えるのはアメリカの大統領が今よりは真っ当なひとになっているよ。
できれば我が国の総理大臣も。
自分と違う人々を拒絶するのではなく
認め合って 喜びや悲しみをわかちあえる世の中を5年後もさの先も望みます。
アメリカはジョーカーを引いたのか トランプ大統領の誕生日
なんて日だっ!
あの暴言ばかりのトランプが アメリカの大統領になった
その理由として説得力があるのは下記の二つの文章だ。
映画監督 マイケル・ムーアのこの文章。
そして下記の文章
アメリカの白人層でも 貧しく、変化に取り残され
移民や、テロや、産業の変化を恐れていた人たちに
トランプは受け入れていたんだ。
ただ、 イスラム教徒は入国禁止にしろ
日本は北朝鮮と戦えばいいし、米軍が日本を守っているんだから
もっとお金をアメリカに払った方がいいと発言するような人物が大統領になるなんて
そして、大統領選の出馬もTVのリアリティーショー
のための売名行為だと思っていたのに。。。
勝利が決まった時のなぜか浮かない顔も話題に
トランプ氏の発言にも見え隠れする
国際協調より 離脱、分裂の動きが多くなってきてる。
これがこれからの国際社会の中心的な流れになってしまうのか
最近では、トランプの一連の発言は、大統領選に受かるための
アピールで、実際には現実的な政策を打ち出すのではという意見もある。
ただ、その過激な発言を支持した有権者がいなければ彼は当選していない。
それに彼の支持者をすぐ裏切るような政策に舵をきる彼のモチベーションは
どこから生まれてくるのだろうか。。。
あまりにも荒唐無稽な彼の政策を
認めることができず冗談だと思いたいと言う私たち受け手の気持ちが彼の意見
は一種のアピールだという意見には見え隠れして 私はより、不安になってしまう。
トランプ大統領の報を受け
レディガガは泣き、
ケイティぺリーは前を向き、私たちは憎しみに支配さえた国のたみにはならない。
と言った。
そしてマイケル・ムーアは
However this ends, that's where we begin.
確かにこれは(アメリカの選挙戦は)終わった。
でもここから
私たちは始めるんだ。と語った。
ね 大統領が決まっただけで未来が決まってしまったわけではないから。
何者 浅井リョウ
トーマス・ルフ展@東京国立近代美術館について 選び手としてのトーマス・ルフ
給水塔の作品でも有名なベッヒァー派の写真家
トーマス・ルフのデビューから現在までの流れを一望できる展示
美術大学での学んだ写真家としてデビューしてから
写真を撮らない写真家となっていく流れがわかりやすく一覧できて、楽しい
彼の作品は古びない。
今見ても2010年の作品のように見える。
その理由は、作品がもつテクノのような
無感情で、無機質な特性だろう。
そこには思い出は刻まれていない。
事実が佇んでいる。
彼はどんな写真を撮るかで悩まない。
その代り
写真とはそもそもなんだということを考え続ける。
フィルムからデジタルデータに写真を構成する裏側が変わるのであれば
フィルムの裏側であるネガ自体を作品にする。
デジタルの裏側であるデータそのものをも作品にする。
そして美しい作品を作るためなら他の人のデータを
使うのもためらわない。
コンセプトはがオリジナルであれば素材は
オリジナルでなくても気にも留めないのだ。
それは近年のことではなく
彼のデビューまもないころの作品からそうだと
この展示では明らかにされる。
彼は、写真を世界中の過去から現在までの写真を見つめ
その中から自分にとって必要な写真をパーツとして集めDJやキュレーターのように
作品にする。
彼の宇宙への傾倒、愛は有名だが
もちろんNASAや各種衛星から提供される
素材は彼の作品にはなくてはならないものとなっている。
ルフの作品について考えることで
写真自体へ想いがわたる
そんな広がりのある素晴らしい展示だった。
幸福なテロリズム Hi-standardの16年ぶりのシングル ハイスタ
Hi-standardの16年ぶりのシングル発売されましたね。
むちゃくちゃ嬉しかった!
しかも事前に告知のない 或る日突然舞い降りた
テロ・リリース。
実際に商品が動くCDの販売で事前に商品の販売の情報が一切漏れないということは店舗、スタッフの全面的な協力がなければ成立しないだろう。
しかも誰もが告発者になれるこのSNS全盛の時代に。
現実には、情報は漏れず 加えて
CDの発売の瞬間には愛の溢れたポップがお店の一番でかいポジションを飾ったのだ。
きっとバレないように秘密を大事に抱えながら
どでかいポップを隠れて準備していたんだ。
これはアーティストと店舗の幸せで強い信頼関係をベースにした
共犯関係でなくて何だろう?
あくまでCDというCDショップという実態を伴った現実から
巻き起こった事件がSNSなどインターネットを使って
拡散していくことには何とも言えない快感があった。
音楽は情報じゃない手にとることができる実態なんだ。
CDショップには街にはまだまだ面白いことが起きてるんだって
このアーティストと店舗、街の共犯関係がぶっ壊したのはプロモーションとSNSの使い方だけ。
破裂させたのは音楽の喜びだった。
こんなテロリズムなら大歓迎だ。
収録された4曲の楽曲はハイスタらしいシンプルで力強い
スリーピースのパンクサウンド
転調も派手なボーカルエフェクトもない。
いや、必要ない。
ギター、ベース、ドラムの三つの音が緊張感を持ちながら
組み上げるバンドサウンドがハイスタが帰ってきたことを高らかに宣言する。
一曲目のTouch you
ギターリフで始まりドラムが追いかけていく。
ギターよりソリッドなドラムのリズムとそれを補強するベースの印象が強い
ハイスタの疾走感を緊迫感のあるリズム隊がスケートボードとなり加速させていく。
歌詞はヒーローについて歌う。みんなお前に触れたいんだって。みんな太陽が欲しい
んだと でもそのヒーローは震えているんだ。
間違いなくハイスタ自身についての歌詞だろう。
常に過大評価に苦労してきたインタビューで
語っていたのを思い出した。
ハイスタもバントとして、常に大きな歓声とそれに伴う期待を、受け続けてきたバンドだ。
2011年の大震災をきっかけに再結成したが新曲のレコーディングがここまでなかった。
伝説的な存在となった自分たちが10年以上ぶりに新曲をリリースすることに対する強いプレッシャーとそれに立ち向かう緊張感と、強い意志が伝わってくる。
2曲め 表題曲の Another Starting Line
はハイスタらしいコーラスも気持ちがいいミドルテンポの優しい曲
歌詞も自分たちと同世代に向け語りかけるような自分たちと同じように
いつでもまた始められるだろうと 励ますというより自分たち自身に
語りかけるように歌う。
お前が主役だと歌うNothing to Lose
止まない雨はないと歌う Rain Forever
ここで僕は確信する
Growing upで失敗したらいつでも帰ってこいよ
と言われ いやもう一度やってみるよと言っていた
あいつが帰って来たんだと。
ライナーノーツの最後にはこう書かれていた。
Its been a long time, we are back Hi-standard
おかえりハイスタ!!!!
AIR JAMでもよろしく!!!